SSブログ

「楽しい鉱物図鑑1・2」堀秀道著:タイトルは軽いけど、内容はしっかりしてて重い(?) [本ノンフィクションいろいろ]

楽しい鉱物図鑑

楽しい鉱物図鑑

  • 作者: 堀 秀道
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: 単行本
7.5点

楽しい鉱物図鑑〈2〉

楽しい鉱物図鑑〈2〉

  • 作者: 堀 秀道
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 1997/04
  • メディア: 単行本
7点

メジャーな貴石・宝石から、地味な鉱物まで245種類を紹介した「楽しい鉱物図鑑」。
ジャンル分けは鉱物の科学的構造によってで、元素鉱物、硫化鉱物、酸化鉱物・・・etcとなっている。
ジャンル分けからもわかるように、鉱物の組成、結晶構造など、科学的なアプローチが中心。

これはこれで新鮮で面白かったけど、自分にはかなり敷居が高く、
何度も「元素 (図解雑学)」(鉱物にはまってからちょこちょこ読んでる)を確認したりしてしまった。

その鉱物の一般的な形状や色、組成物質による性格の違い、産出する場所や場所によっての違い、
鑑定方法から、マニアの人気度、レア度などまで書いてあって、ちょっとマニア向けな感。

科学的視点からのアプローチは面白かったけど、1度読んだだけだと、私の知識では消化不良。
何回か読み直さないと・・・って感じ(^^;)。
本の終わりの方にある「輝石」「角閃石」「雲母」「緑泥石」などの造岩鉱物については、
特にそう思った。

「楽しい鉱物図鑑2」の方は、アプローチの方法は1冊目と同じでも、
1よりも、扱っている鉱物がマイナーで、全然知らないものが多く、
まだ私には早すぎという内容でした(^^;)。
また、説明に「1巻参照」というものも多いので、1を読んでからの方がいいと思います。

この本の前に出された、「楽しい鉱物学―基礎知識から鑑定まで」を読むべきかな。
読もう。
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 2

コステロ

鉱物そのものに対してもそうですが、
鉱物を扱った本、特に図鑑系は
どれも同じに見えてしまいます(笑

今回、このブログのページを開いた時、
「あれ?なんで前に書いたハナシがトップにあがってるんだ?」
と思っちゃいましたよ(笑
by コステロ (2012-09-22 07:37) 

choko

コステロさん

いやー、実は私も、鉱物関係の本、
一度借りて読んだ本をまた借りたり、
コステロさんと同じような状態に陥ってます。

実際に読んでる分、トホホ感強いです(^^;)。
マニアなら、表紙に使われている鉱物標本の違いもわかるのかも。
どうも、鉱物標本とか同じような印象で・・・。

by choko (2012-09-22 22:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。