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「トコトンやさしいレアアースの本」西川 有司著:レアアースの基礎が載っているけど、トコトンやさしいわけでもない [本ノンフィクションいろいろ]

トコトンやさしいレアアースの本 (今日からモノ知りシリーズ)

トコトンやさしいレアアースの本 (今日からモノ知りシリーズ)

  • 作者: 西川 有司
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2012/08/21
  • メディア: 単行本
6点

レアアースに関して、その種類、何をレアアースというのかなどの概略や、
レアアース資源の世界分布や採掘法、精錬法、リサイクル、レアアースの世界マーケットなどに
ついて書かれた本。

レアアースの一つ「ネオジム」で作られたNd磁石は、恐ろしく強力で、タバコ一箱くらいの
大きさで、車が引っ張れるw(゚o゚)w!!

なんて、おもしろトリビア的なものを期待して読むのはやめた方が吉。
そういうネタも、あることはありますが、基本は、最初に書いた項目からもわかるように、
すっごく真面目な本。
鉱物学とか、そっちよりかな?

レアアースの採掘とか精錬、その採掘法とか、鉱石1tからの生産量、
精錬法などが、詳しく述べられているので、そういう詳しさを求める人向け。
後、中国のレアアース問題に興味がある人は、後半、それについて触れられている項目が
あるので、参考になるかも。

また「トコトンやさしい!」ってなってるけど、ある程度、鉱物学に興味がある、
少なくとも、元素名118種ぐらいは馴染みがある人向け。
鉱物学系の言葉、元素記号や、化学式、レアアースの名前が羅列されているので、
それらの基礎知識が無いと、ちょっと厳しい気が。

レアアーストリビアみたいなのを求めていた私にとっては、真面目すぎて、
興味が無い内容が多すぎました(^^;)。
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コメント 2

コステロ

「元素名118種ぐらいは馴染みがある人向け」って、
かな~りハードル高いような気がするんですケド(笑

しかも「少なくとも」ですからね、
私なんぞは触れることすらはばかられます(笑
by コステロ (2013-03-13 09:28) 

choko

コステロさん

うんうん、これハードル高いです。
「レアアースの教科書」的な存在で・・・。

少し前、鉱物に興味を持って、元素の本なども読んでたので、
ある程度は・・・・って感じでしたが、鉱物とかその辺に興味が無いと、
厳しい内容な気がしました。
鉱物に興味があっても、レアアース自体にそんなに興味が無い
私は、途中つまんなかったし(笑)採掘とか精錬とかどーでもいい(^^;)。
by choko (2013-03-13 22:27) 

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