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「ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅」益田ミリ文:何故コミックエッセイじゃないんだろう?淡々とし過ぎ [本:エッセイ]

ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅

ちょっとそこまで ひとり旅 だれかと旅

  • 作者: 益田 ミリ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2013/06/27
  • メディア: 単行本
4点

アラサー、アラフォーくらいの女性の心の機微を描いたコミックが人気の益田ミリ。
彼女の、絵ではなく「文章」による旅行記。

益田ミリの作品は、何作か読んだけど、どうも主人公がうじうじしてて苦手。
表面は当たり障りなく対応、でも心の中ではちょっとした事でも、あれこれ不満を持ってる・・・
まぁ、相手をこき下ろすような悪意がある不満ではなく、ありそうな不満ではあるんだけど、
あれこれ言わずにいろんなことで不満をためて悶々としてるタイプは、自分はダメで(^^;)。

ただ、作品全部が苦手なわけじゃないし、あっさりした素朴で淡々としていながらも、
人の心の内を鋭くつく部分がある作風が好きな人がいるのもわかる。

で、この本は、マンガではなくエッセイ。
それも文章のみ(添えてあるイラストもほぼ無い)。

国内、国外、一人旅、彼との旅、母親との旅、友達との旅、著者の旅行の話がいろいろ
載ってるんだけど、淡々としすぎてて、状況報告だけがあっさりと羅列されている印象が強い。
検索したら、ブログで大量に引っかかりそうな内容というか、素人のブログでも、
もっと面白く紹介してるの、詳しく紹介してるの、そこに行きたい!と思わせてくれそうなのが、
他にもっとありそうな感じというか。

京都で焼きたてのみたらし団子を見て「美味しそう!」「食べよ、食べよ!」
母とペロリ、「美味しいね~」。
文章を短くしたけど、こんな内容の文章が続いてて・・・・読んでて飽きた。
途中、著者の考えとかがたまーーに入るんだけど、それもどうでもいい事だし。
これがコミックエッセイだと、絵の雰囲気とかでまた印象が変わるんだろうけど、
文章だけなので、表現力の弱さとかがすごく気になった。

以前読んだ林真理子のエッセイと同じで、益田ミリファンで、彼女の行動や考えを、
些細なところまで知りたいって人向けな感じ。

そういえば、林真理子は、最近「自分は美女になれた」という路線でいろいろエッセイをだしてるけど、
それはありなんだろうか??
確かに、若い頃、有名になったばかりの頃に比べれば格段に垢抜けた感じはあるけど、
「美女」とは別だよなーと、エッセイなどの表紙を書店で見る度思う。
でも、巷では、林真理子=美女と受け入れられているのか??
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コメント 2

コステロ

いや~、決して「美女」じゃァないでしょう!

昔と比べれば確かに“ちったぁ見られる容姿になった”気はしますが、
せいぜいそこどまり、所謂「人並み」ですよね。
フツーのオバちゃんでしょ(笑

しかも今の世の中、写真は加工されていると思って良いでしょうから、
現物は推して知るべし、ってところじゃないですか?(笑
by コステロ (2013-10-01 07:32) 

choko

コステロさん

やっぱり写真は「加工」されてますよね(^^;)。
加工してなくて、あの感じなら、美女と認める人がいるのかもしれないかもしれない・・・
と、世間の流れは自分の認識と変わったのかもと悩んでましたが、
やっぱり違いますよね(^^;)。

「美女」というのは、大いなる「ネタ」なのかな??とも思ったり(爆)。
モー娘。の道重の「世界で一番かわいい」というのと一緒で
(まぁ道重は世界で一番ではないけど、可愛いと思いますが)。
by choko (2013-10-01 16:43) 

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