「ナマの京都」 グレゴリ青山 [本:コミックエッセイ]
「ナマの京都」 著:グレゴリ青山 (メディアファクトリー) 7点
アジアを中心とした海外旅行のコミックエッセイを描いているグレゴリ青山の国内旅行記。
といっても、京都が地元らしいので、地元に関するエッセイ漫画。
遠まわしに物を言うので、本音がわかり辛い京都人の裏の声が聞ける本。といってもセキララな暴露話ではなく、作者が受けた京都のイケズの実体験とか、京都が発祥の地(知らなかった)中華料理チェーン店王将にまつわる思い出とか、爆笑ではなく、クスっと笑える感じ。
さすが古都京都に生まれ育っただけの事はあるという、幼稚園のエピソードなど、京都の暮らしの”一部”を垣間見る事ができる。
かなりあっさりという感じがするのは、人付き合いが何世代も続く京都で、地元の事をあからさまに描いたりはできなかったからかな。
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