「トルコで私も考えた4」 高橋 由佳利 [本:コミックエッセイ]
- 作者: 高橋 由佳利
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/19
- メディア: コミック
- 7.5点
トルコ人と結婚した漫画家高橋由佳利による、コミックエッセイ。
このシリーズは好きでずっと読んでいて、忘れた頃にポロっと新刊が出る。見つけると即買ってます♪
この作品の食べ物描写はかなり好きで、いつも読みながら「食べた~い!!」と思ってしまう。4巻では、何品かのトルコ料理の作り方が詳しく書いてあって、いつか作ってみようと思ったり。
他に、息子さんの割礼の様子、トルコでのバカンスのドタバタ劇などが詳しく書いてある。割礼に関しては、詳細はほとんど知らない状態だったので、えーーー、そうなの???という感じで面白く読めた。割礼後ってしばらく大変なんだね(^^;)。
戒律が厳しいイスラム教が主流のトルコだが、他の国に比べると緩やかな感じがする。それでもイスラム教の国ならではのマナーもあり(カップルが一緒に歩いているのに出会った時、男性は相手の女性を全くいないものとして扱うなど)、興味深かった。
登場人物がみんなほのぼのとしていて、読むとトルコへの好感度アップ。しかし、前に読んだ「ドイツは苦悩する」では閉鎖的なトルコ移民達に対する脅威や不満が書かれており、この本のイメージとは天と地ほども違う。どちらが本当のトルコ人なのかと戸惑ってしまう。一つの国、民族を一つのイメージで捕らえようと思うほうが間違っているとは思うんだけど、はっきりしていた方が気持ち的にはスッキリするんだよね。
現在作者は日本に住んでいるようだけど、1巻に描かれているトルコでの生活編の方が新鮮な驚きに満ちていてお勧め。1巻が面白かったら、他の巻もどうぞ(って4巻からいきなり買う人は少ないか(^^;))。
はじめまして!トルコ大好きです。
私も「トルコで私も考えた」、1巻から買っていました。
いつの間に4巻まで出てたんですね、買わなくっちゃ。
トルコの人はホントに日本人が大好きで、
旅行に行った時、とっても良くしてもらいました。
また行きたいなぁ・・・
by kugna (2005-05-25 21:09)
コメント&niceありがとうございます(^_^)。
トルコに行かれた事があるんですね~。羨ましいです。
お料理などはこの本に書いてあるように美味しいのかしら?とか気になってしまいます(*^_^*)。
トルコは親日家が多いと聞きますが(トルコの船が日本近海で難破した時、助けた人達がとても親切にしたのがトルコの教科書に載っているからとか)、本当にそうみたいですね(^_^)。
私も一度行ってみたいです♪
by choko (2005-05-26 00:57)
こんばんは。
今日、早速会社帰りに本屋を2軒ハシゴして(?)、
「トルコで私も考えた」4巻、買ってきました。
これから読みます!
ありがとう!
by kugna (2005-05-26 22:56)
4巻購入されたのですね~。
2軒ハシゴしての購入ですか。ゲットおめでとうございます(*^▽^*)。
楽しんで読んで下さいませ♪
by choko (2005-05-27 03:18)