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「グエムル-漢江の怪物」ううううう、微妙 [映画:ホラー・サスペンス]

グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション

グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
7点
 
 
昔昔「海辺のポーリーヌ」というフランス映画を見た時と同じ様な、カルチャーギャップを感じた作品。
 
「海辺のポーリーヌ」では、恋愛に関して事件が起きると、登場人物達は(私には)理解不能な会話をし、みな互いに納得してしまう・・という展開が続き、「何故それでみんな納得するんだーーー」と映画を見ている最中、ずっと心の中で叫んでしまった上、「これがフランス映画というものなのか??フランス人の感性は私には理解できないものなのか?( ̄□ ̄;)」と変な先入観を植え付けてくれた。
 
その後、いくつものフランス映画を見たけど、ここまで「謎」という展開はなかったので、これが特別だったのかもしれない。
 
で「グエムル」であるが、「ポーリーヌ」ほど理解不能ではなく、登場人物の考え方などわかる部分もあったのだが、その中に「何故??」と感じる違和感がちりばめられていて、全編通して理解不能状態よりも、より戸惑ってしまった。
 
中途半端に入っているお笑い、あまりに強すぎる家族の絆、ムチャクチャやってる政府機関やアメリカ軍・・・。
 
韓国社会への批判が暗に込められてる映画だと何かで読んだが、韓国社会の問題点をよく知らない私にとっては、????という部分がたくさんという事になってしまった。
 
怪獣映画といっても、怪獣は単なるオプション。怪獣じゃなくて、新種のウィルスでも、災害でも良かったんじゃないか?と思えるところが、1番痛いかも。 
怪獣映画を取るなら、怪獣にを持って作って欲しい。円谷英二みたいに。

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ken

なるほど。怪獣に対しての愛ですか。
そんな目でこの映画を観たことはありませんでした。
「海辺のポーリーヌ」も気になります。
by ken (2007-08-29 02:02) 

choko

kenさん、TB&コメントありがとうございます(^^)。

この映画、賛否両論の評価があるのは知っていて、自分は好きなんじゃないかと思ってみたんですが、イマイチ乗り切れないで終わってしまいました(^^;)。

怪獣にさらわれた娘奪回の前に立ちはだかる1番の敵が、韓国社会だったからかもしれません。
怪獣退治映画を期待してみてしまったので。

「海辺のポーリーヌ」も当時割と評価が高い作品だったので、感性があえば楽しめるかもしれません。
by choko (2007-08-29 07:51) 

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