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「REC レック」好きな主観撮影タイプの映画だったけど、イマイチ(-_-;) [映画:ホラー・サスペンス]

スペインのホラー映画「REC レック」を見てきた。

真夜中の消防士達の様子を密着取材していたテレビクルーの2人は、あるアパートからの通報を、同行取材する事に。

2階の部屋から叫び声が聞こえ、部屋に住む老女が閉じ込められているという。

現場には既に警察官も到着していた。

しかし、理由もわからないままアパートは閉鎖され、そのアパートの住民と警察官、消防士、そしてテレビクルー達は、そこに閉じ込められてしまう。

「ここで起きた事を全部記録する」。緊迫した雰囲気の中、取材を続行する2人であったが・・・。

  

ブレア・ウィッチ・プロジェクト 」や「クローバーフィールド」と同じ、登場人物が撮影した映像で見る主観撮影タイプ(ポイント・オブ・ビューというらしい)のドキュメンタリータッチの映画である。

この手の映画は好きなので期待していったんだけど、イマイチだった(-_-;)。

撮影者の人格や映像が出ることはほとんどなく、同行の女性リポーターが主人公になっている為、主観撮影タイプではあっても、従来の神の目によるドキュメンタリータッチの映画とそんなに差がなくなってしまっていた気がする。

部分部分では主観撮影が生かされていたとも思うけど、予想していたよりは普通。

またアパートという狭い空間での出来事なので、状況がわからず右往左往するという展開も(この部分を想像するのがまた楽しい)想像力を働かせるほどの余地はなく、よくあるホラー映画の謎解きになってしまっていた気がする。

観客をびっくりさせる演出も多くショッカー映画と言ってもいいかも。ショッカー映画はあまり好きじゃないので、余計に点数が辛くなってしまった。

女性リポーターは可愛いんだけど、深刻な時も、口角があがっているせいか笑っている表情に見えてしまうことや、うるさすぎるのが気になった。これは、スペイン語の語感から怒鳴っている印象を感じてしまうからかな?いや、やっぱり女性がうるさかった。

日本人役の女性が出ていて、ちゃんとした日本人だったのはちょっとびっくり。この手の映画では、日本人役で怪しい日本語をしゃべるアジア人が出てくる方が多いので、「わー、普通の日本語だー」と思ってしまった。 

ということで、ちょっと毛色は違うけど、よくあるホラー映画だったなぁという感じ。劇場に行くほどではなかった。

今回の映画で一番怖かったのは、朝一番で行ったら、席を選ぶ段階で、誰もこの映画のチケットを買ってなくて(ど真ん中のど真ん中という席をとった。こんなの初めてだ)、開演5分前になっても劇場内に1人だったこと(^^;)。

このまま1人でホラー映画見るのかーーー( ̄□ ̄;)とドキドキしてしまった。

開演直前に3人ほど入って来たので1人で見るのは避けられたけど。

1人で見たら、また印象が違ってたかも(笑)。


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