「キッチンの穴」「異国のメシーる」「異国のメシーるNEXT」たけだみりこ、「くいしんぼマニュアル」大田垣晴子、食を楽しむコミックエッセイ♪ [本:コミックエッセイ]
7.5点
7.3点
7.3点
7点
食を楽しむコミック&コミックエッセイ4冊。
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「キッチンの穴」「異国のメシーる」「異国のメシーるNEXT」は、
「セイシュンの食卓」シリーズが有名なたけだみりこの本。
「セイシュンの食卓」は、超簡単な一人暮らし向け料理レシピを、
その料理を作るシチュエーションマンガで紹介した本。
簡単なのと、ありあわせの材料で作れるレシピが多く、学生時代とか読んでました。
「キッチンの穴」は、コミックエッセイ本。
お玉の柄を溶かした、ガスコンロの側においてフキンを燃やした、卵掛けご飯を食べた後、
使った醤油さしの底にいたものは・・・等、「台所に潜む危険」ネタや、
便利だったり、買って失敗した調理道具の章、著者の簡単ガーデニング、
著者の舅のしっかり家庭菜園、お菓子づくりや日々の料理のエピソードなど、
キッチン、料理にまつわるエピソードがいっぱい。
お菓子やおかずの簡単レシピや、自家栽培の青じそや明日葉の活用法なども載ってます。
あるあるネタ、役に立つ話、そして面白いエピソードがいっぱい♪
ガーデニングやお菓子作りをやる気が出る(実際やらなかったけど)のもいいです←すごく手軽に感じられる。
真面目なお舅さんの本格家庭菜園話は、ほのぼのできて、すごく好き♪
「異国のメシーる」は、「セイシュンの食卓」異国ネタ編みたいな感じ。
その料理に関したちょっとしたマンガと、異国の料理&レシピが紹介されてます。
エジプト、イラク、ロシア、インド、ネパール、ケニア・・・・etc。
続編「異国のメシーるNEXT」は、ギリシャ、スリランカ、グルジア、インドネシア、ペルー・・etc。
各国の料理がカラフルなイラストで紹介されているのも楽しいし、
レシピが簡単なのと、日本でも手に入る食材で代用なんてものが多く、
ちょっと異国風の料理を作ってみたいという時にも便利(^^)。
たけだみりこの本は、肩ひじはらず、簡単に、あるもので料理を楽しんじゃおう!って姿勢がいい。
難しそう、面倒そう、と敬遠していた料理も、彼女なら、手順を簡略化して作ってしまってる。
「あっ、これってこんな簡単にもつくれるんだ!」って思え、料理が作りたくなったりします♪
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「くいしんぼマニュアル」は、焼き鳥、そば、寿司、などの日本の定番料理や、
イタリア料理、フランス料理、北欧料理・・・・・などの各国の料理を、サラっと紹介したコミックエッセイ。
お店の名前は書いてないけど、ほとんどがお店に行って食べた時の話。
一つ一つの章は3Pほどなので、書いてある事はあまり多く無いけど、
著者の視点、こだわりがしっかりわかって、「エッセイ」らしい「コミックエッセイ」。
ちょっとした豆知識も役に立ちます。
この本はグルメガイドではないです。
「食」をおいしくするのは「食べる意欲」次第。
それは食へのイマジネーション、あるいは好奇心。
それが旺盛な人がつまり「くいしんぼ」。
で、くいしんぼの私の好奇心をつめたのが、「くいしんぼマニュアル」です。
と、本文から抜粋された、帯の文句が、納得な一冊。
私も「グルメ」ではなく、「くいしんぼ」でいたいなー♪
文庫版「くいしんぼマニュアル」もあります。
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