「ディセント」「ディセント2」未知の洞窟に降り立った彼女たちを待っていた恐怖!面白い! [映画:ホラー・サスペンス]
7.5点
4点
「ディセント」は、未知の洞窟に降り立った女性達が遭遇する恐怖を描いた映画。
1年前に交通事故で夫と子供を亡くした主人公サラ。
彼女を元気づけようと、冒険仲間である友人5人が、洞窟探検を持ちかける。
観光地で有名な洞窟の探検。
しかし、彼女達が降り立ったのは誰にも知られていない未知の洞窟だった。
落盤により、退路を経たれてしまった彼女達を待ち受けるのは、迷路のような洞窟。
その上・・・・。
女性ばかりの6人が登場人物。
前半は、迷路のような洞窟に閉じ込められ、出口を探す彼女たちの奮闘をリアルに描いた、
サバイバルパニックムービーとして、緊迫感にあふれ、かなり面白い!
冒険を趣味にしている彼女たち、腕の力だけで天井にぶら下がり、がけを渡るロープを張り、
怪我をした仲間への応急処置、パニック状態になった仲間への声掛けも見事!
閉所恐怖症の傾向がある私は、このまま出られず灯が切れたとしたら・・・なんて、
想像も勝手に膨らんで、よりドッキドキ!
水中洞窟の探検をするダイバーの訓練の話まで思い出して、ますますドキドキ。
水中洞窟の探検は、灯が失われた場合、真っ暗闇の中、上下左右の感覚が全くなくなり、
パニックに陥りやすいとか。
そしてパニックは死に。
なので、その状態でパニックにならないような訓練が必要なんだとか・・・。
その話を知って、水中洞窟には絶対入れない・・・と心から思いました。
暗闇怖い(>_<)!!!」
と、灯が切れる心配をずっとしながら見ていたんですが、
灯が切れることはなく、地底に住む化物と遭遇。
化物が出た時点で、シリアスなサバイバルパニックものから、B級モンスターホラーへと変貌。
この変化を許せるかで、この映画の評価は変る気がする。
この手のホラー映画の女性って、「叫んでないで少しは動けよ!!」って思ってしまう役回りが多いけど、
全員女性なので、登場人物の女性たちが果敢に怪物と戦うのが新鮮!
怪物の強さにムラがあったりするのが気になったけど、
ラストのバトルは、人間側の方が残酷に見えたりして、その突き抜け方がまたいい♪
導入部分がちょっとタルいけど、6人の登場人物の個性もちゃんと描けていたし、
かなり楽しめた映画でした♪
お勧め(^-^)ノ。
------------------------------------------------------------------------------------
で、その続編「ディセント2」。
「ディセント」のラストから数日後の設定で、化物の棲む未知の洞窟に救助隊が降りる話。
一作目と違って救出パーティは、男3名、女性3名。
登場人物の役割分担も、よくあるパニックホラー物に。
作品の内容も、「よくある」程度ならまだ良かったんだけど、シナリオが酷かった。
登場人物の多くが、事態をより悪くする行動ばかりをする。
これもホラー映画ではよくあることだけど、「自分勝手」「油断していた」などの理由も無く、
何故その行動をとったのか意味不明過ぎる行動が多過ぎ。
最後までそれは解明されないし。
状況を悪くしてストーリーを盛り上げたい脚本家や監督の意思が登場人物に乗り移ったかのよう。
一人、「自分勝手で周囲の指示なんて全く無視の頑固な保安官」の行動だけは、
その性格設定と行動がピッタリマッチしていて理解不能ではなかったけど、
これがもう状況を悪くする為だけに存在している役回りで、うんざり。
「洞窟内での発砲はダイナマイトと同じ」と拳銃携帯を止められたのに、持ち込み、早々に発砲。
落盤を起こし、全員を窮地に。
その後も、次々にやらかしてくれます。
そして、ラストも、次回作への布石なのか、謎が提示されるのですが、
これがまた納得行かないもので・・・。
出来が良かった一作目に比べて、普通以下の内容に。
二作目を見る人は、あまり期待をしないで見た方が、がっかり度が低くていいかと思います。
でも、一作目はお勧め(^-^)ノ!!
4点
「ディセント」は、未知の洞窟に降り立った女性達が遭遇する恐怖を描いた映画。
1年前に交通事故で夫と子供を亡くした主人公サラ。
彼女を元気づけようと、冒険仲間である友人5人が、洞窟探検を持ちかける。
観光地で有名な洞窟の探検。
しかし、彼女達が降り立ったのは誰にも知られていない未知の洞窟だった。
落盤により、退路を経たれてしまった彼女達を待ち受けるのは、迷路のような洞窟。
その上・・・・。
女性ばかりの6人が登場人物。
前半は、迷路のような洞窟に閉じ込められ、出口を探す彼女たちの奮闘をリアルに描いた、
サバイバルパニックムービーとして、緊迫感にあふれ、かなり面白い!
冒険を趣味にしている彼女たち、腕の力だけで天井にぶら下がり、がけを渡るロープを張り、
怪我をした仲間への応急処置、パニック状態になった仲間への声掛けも見事!
閉所恐怖症の傾向がある私は、このまま出られず灯が切れたとしたら・・・なんて、
想像も勝手に膨らんで、よりドッキドキ!
水中洞窟の探検をするダイバーの訓練の話まで思い出して、ますますドキドキ。
水中洞窟の探検は、灯が失われた場合、真っ暗闇の中、上下左右の感覚が全くなくなり、
パニックに陥りやすいとか。
そしてパニックは死に。
なので、その状態でパニックにならないような訓練が必要なんだとか・・・。
その話を知って、水中洞窟には絶対入れない・・・と心から思いました。
暗闇怖い(>_<)!!!」
と、灯が切れる心配をずっとしながら見ていたんですが、
灯が切れることはなく、地底に住む化物と遭遇。
化物が出た時点で、シリアスなサバイバルパニックものから、B級モンスターホラーへと変貌。
この変化を許せるかで、この映画の評価は変る気がする。
この手のホラー映画の女性って、「叫んでないで少しは動けよ!!」って思ってしまう役回りが多いけど、
全員女性なので、登場人物の女性たちが果敢に怪物と戦うのが新鮮!
怪物の強さにムラがあったりするのが気になったけど、
ラストのバトルは、人間側の方が残酷に見えたりして、その突き抜け方がまたいい♪
導入部分がちょっとタルいけど、6人の登場人物の個性もちゃんと描けていたし、
かなり楽しめた映画でした♪
お勧め(^-^)ノ。
------------------------------------------------------------------------------------
で、その続編「ディセント2」。
「ディセント」のラストから数日後の設定で、化物の棲む未知の洞窟に救助隊が降りる話。
一作目と違って救出パーティは、男3名、女性3名。
登場人物の役割分担も、よくあるパニックホラー物に。
作品の内容も、「よくある」程度ならまだ良かったんだけど、シナリオが酷かった。
登場人物の多くが、事態をより悪くする行動ばかりをする。
これもホラー映画ではよくあることだけど、「自分勝手」「油断していた」などの理由も無く、
何故その行動をとったのか意味不明過ぎる行動が多過ぎ。
最後までそれは解明されないし。
状況を悪くしてストーリーを盛り上げたい脚本家や監督の意思が登場人物に乗り移ったかのよう。
一人、「自分勝手で周囲の指示なんて全く無視の頑固な保安官」の行動だけは、
その性格設定と行動がピッタリマッチしていて理解不能ではなかったけど、
これがもう状況を悪くする為だけに存在している役回りで、うんざり。
「洞窟内での発砲はダイナマイトと同じ」と拳銃携帯を止められたのに、持ち込み、早々に発砲。
落盤を起こし、全員を窮地に。
その後も、次々にやらかしてくれます。
そして、ラストも、次回作への布石なのか、謎が提示されるのですが、
これがまた納得行かないもので・・・。
出来が良かった一作目に比べて、普通以下の内容に。
二作目を見る人は、あまり期待をしないで見た方が、がっかり度が低くていいかと思います。
でも、一作目はお勧め(^-^)ノ!!
2の保安官みたいなキャラってありがちですよね。
悪役ってのはそれなりに魅力があったりするもんですが、
状況を悪くするためだけの「バカ役」は、本っ当にどーしょーもない、
役者さんにとってもかわいそうな役柄ですよね(笑
ちなみに、ホラーやサスペンスの場合
単独行動や独断で動いたりするヤツは必ず死ぬらしいですが、
アクションものなどの場合そーゆーヤツこそ
ヒーローになったりするらしいです(笑
by コステロ (2011-07-29 09:49)
コステロさん
そう、保安官、ありがちなキャラなのですが、その中でも突出して酷かったです。
単なる「バカ役」じゃ済まず、「バカバカバカ役」くらいに(^^;)。
アクションものとホラーものとの違い、言われてみれば!ですね。
スタローンなんてホラー映画だったら真っ先に死にそうです(笑)。
by choko (2011-07-29 12:27)