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「ひとみしり道」べつやくれい著:ひとみしりの実態、そしてひとみしりにも意外なメリットが! [本:コミックエッセイ]

ひとみしり道

ひとみしり道

  • 作者: べつやく れい
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2008/06/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
7.8点

「ひとみしり」である著者が、自分のひとみしりの歴史、ひとみしりによる苦労、
ひとみしりだから選んだバイト、そしてひとみしりの意外なメリットなど、ひとみしりについて語った本。

べつやくれいは、デイリーポータルZに掲載されている記事が面白く、それのお菓子ネタを集めた本
ばかスイーツ」も面白かった上、その独自の脱力系センスがツボだったため購入。

で、著者は自称ひとみしり。
でも、周囲にそれを言うと「嘘つき呼ばわり」されるという。
服屋の店員さんに話しかけられるとあたふたと逃げ、街頭のアンケートなどは無言で固まる・・・
そういう部分にひとみしりの片鱗はあるのだが、仲の良い友人とは普通に話せるし、
初対面同士の飲み会でも、慣れれば話すことができる・・・というのを見ると、
そんなにひとみしり度は激しくない気がする。
ただ、初対面の人と話すのが苦痛・・・って感じなんじゃないかと。
それに、周囲の友人を見渡しても、女性で酷いひとみしりってあまりいない気が。
でも、傍目から見るとひとみしりではないけど、初対面の人と話すのに苦痛を感じる、
苦痛とまでは言わないけど、すごく緊張するという人は多そうなので、共感できる人も多い気が。

どちらかというと、「ひとりでもいいや」と開き直っちゃえる上、
人付き合いが不器用な人も多い男性の方が、傍目から見てもひとみしり(←無愛想って思うか?)って
多い気がするし。
SEをしているオタクサラリーマンによるコミックエッセイ「ぼく、オタリーマン。」。
これを読むと、この作者ってひとみしり度合いが高そうだし、
その不器用さから傍目から見てもわかりそう・・と思える。
ちなみに「ぼく、オタリーマン。」って、私はあまり共感できないし、評価も普通なんだけど、
これを読んだ息子が共感しまくりで・・・・・・将来が怖い(-_-;)。

話が脱線しちゃったけど、この本、基本はありそうなネタだけど、
それを著者独自のセンスで料理してあり、すごく面白く読めた(^^)。
べつやくれいの本、他にも読んでみようと思います♪

ちなみに、私はあまりひとみしりではなくて、昔はどちらかというと知らない人でも、
積極的に話しかける方だった。
べつやくれいが、あまり親しくないクラスの子と偶然帰り道が一緒になると、
一緒に帰るのを避ける為「忘れ物をした」とわざわざ学校に戻っていたという小学校低学年くらいの頃、
私は当時珍しかった小型犬(ポメラニアン)をつれたおばあさんと初対面で仲良くなり、
お家まで遊びに行くような子だった(^^;)←一人暮らしだったおばあさんでその後家族ぐるみで仲良くなった。
父の仕事の都合で転校も頻繁にしたけど(中学校なんて学年の途中での転校が多く
5クラスも変わった)、全然困らなかったし。

で、現在はというと、面倒で、あまり積極的にコミュニケーションをとらなくなった。
高齢化によりひとみしり化してるというか(^^;)。
子供が幼稚園に入園した頃、私よりかなり年齢が上のママ友が、
「最低限しか新しい知り合いは増やさない事にしている。今までのお付き合いだけで手一杯」
と言っていたのを聞いてびっくりしたんだけど、そのママ友の年令に達した、
今ならその気持がわかる!!
もう、フットワーク軽く、マメに付き合うほどのパワーが無いんですよね(^^;)。
付き合いを広げると、どれも中途半端に疎遠になりがち。
年々ズボラ度に拍車がかかってる気がする・・・。
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