「ホステル」「ホステル2」衝撃作という評判だったけど・・ [映画:ホラー・サスペンス]
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- メディア: DVD
6.5点
タランティーノが製作総指揮というのと、衝撃作として話題になってたらしいので、ちょっと期待して見た「ホステル」。
アメリカ人バックパッカーである3人の青年達は、刺激と快楽を求めてスロバキアのある町に行く。
しかし、1人が行方不明に・・・。
人間の果て無き欲望の渦に巻き込まれてしまった青年達を待ち受けるものは・・。
前半エロ・中盤拷問・・・・久々に痛いスプラッタを見たなーとは思ったけど、ストーリーは単純だし、そんなに衝撃でもなかったし・・と最初の点数は6.5点ぐらいだった。
ところが、この作品、詳細をあまり見せず、想像力を刺激する作りだからか、思った以上に後を引いた。
異様な町の雰囲気とか、拷問のシーンとか、後になっても頭の中をよぎる・・。
悪い夢を自分が見てしまった気分。
という事で1点プラス。
「ホステル2」は、1のネタバレ編みたいな感じ。こちらの方が、最近の映画らしい映画。
3人の女性旅行者が、ホステルの舞台にもなったスロバキアのあの街へ。
彼女達も、悪夢に巻き込まれた青年達と同じ運命を辿ってしまうのか・・・?
映像に頼らず、部分的に見せたり、音などでの演出が効いていた「ホステル」と比べると、ズバズバ見せちゃう。
でもそのせいで「ホステル」が持っていた怪しい雰囲気は無くなってしまって、普通のスプラッタ映画になってしまったような気がする。
オチも個人的には「なんだかなーー」という感じ。
一番印象に残ったのが、犠牲者になる3人の女性の1人が瀬川瑛子に似てたことだったりするし(^^;)。
「ホステル」だけ見ればいいかな。
「REC レック」好きな主観撮影タイプの映画だったけど、イマイチ(-_-;) [映画:ホラー・サスペンス]
スペインのホラー映画「REC レック」を見てきた。
真夜中の消防士達の様子を密着取材していたテレビクルーの2人は、あるアパートからの通報を、同行取材する事に。
2階の部屋から叫び声が聞こえ、部屋に住む老女が閉じ込められているという。
現場には既に警察官も到着していた。
しかし、理由もわからないままアパートは閉鎖され、そのアパートの住民と警察官、消防士、そしてテレビクルー達は、そこに閉じ込められてしまう。
「ここで起きた事を全部記録する」。緊迫した雰囲気の中、取材を続行する2人であったが・・・。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト 」や「クローバーフィールド」と同じ、登場人物が撮影した映像で見る主観撮影タイプ(ポイント・オブ・ビューというらしい)のドキュメンタリータッチの映画である。
この手の映画は好きなので期待していったんだけど、イマイチだった(-_-;)。
撮影者の人格や映像が出ることはほとんどなく、同行の女性リポーターが主人公になっている為、主観撮影タイプではあっても、従来の神の目によるドキュメンタリータッチの映画とそんなに差がなくなってしまっていた気がする。
部分部分では主観撮影が生かされていたとも思うけど、予想していたよりは普通。
またアパートという狭い空間での出来事なので、状況がわからず右往左往するという展開も(この部分を想像するのがまた楽しい)想像力を働かせるほどの余地はなく、よくあるホラー映画の謎解きになってしまっていた気がする。
観客をびっくりさせる演出も多くショッカー映画と言ってもいいかも。ショッカー映画はあまり好きじゃないので、余計に点数が辛くなってしまった。
女性リポーターは可愛いんだけど、深刻な時も、口角があがっているせいか笑っている表情に見えてしまうことや、うるさすぎるのが気になった。これは、スペイン語の語感から怒鳴っている印象を感じてしまうからかな?いや、やっぱり女性がうるさかった。
日本人役の女性が出ていて、ちゃんとした日本人だったのはちょっとびっくり。この手の映画では、日本人役で怪しい日本語をしゃべるアジア人が出てくる方が多いので、「わー、普通の日本語だー」と思ってしまった。
ということで、ちょっと毛色は違うけど、よくあるホラー映画だったなぁという感じ。劇場に行くほどではなかった。
今回の映画で一番怖かったのは、朝一番で行ったら、席を選ぶ段階で、誰もこの映画のチケットを買ってなくて(ど真ん中のど真ん中という席をとった。こんなの初めてだ)、開演5分前になっても劇場内に1人だったこと(^^;)。
このまま1人でホラー映画見るのかーーー( ̄□ ̄;)とドキドキしてしまった。
開演直前に3人ほど入って来たので1人で見るのは避けられたけど。
1人で見たら、また印象が違ってたかも(笑)。
「ダンテズ・ピーク」火山噴火パニック物:つまらないものを見てしまった2 [映画:ホラー・サスペンス]
「ビースト巨大イカの大逆襲」ジョーズイカ版:つまらないものを見てしまった1 [映画:ホラー・サスペンス]
4点
式典を控えた海辺のリゾート地で、不可解な遭難事故が。
遭難したヨットに残されていた爪から、その海に巨大イカが生息している事が判明。
しかし、イメージダウンを恐れた市長は、それを公にする事を嫌がる・・。
話の舞台、大まかなストーリーとも、ジョーズに非常に似ていて、サメをイカに置き換えただけの印象が強いと思っていたら、製作総指揮がピーター・ベンチリー、ジョーズの原作者でした。
ジョーズはスピルバーグの手腕で緊迫感のある面白い映画になっていたけど、こちらは駄作。
主人公を含め、登場人物に魅力が無いし、話も最後の最後まで盛り上がらない。イカに愛も感じられない。
久々に「つまらないものを見てしまった」(五右衛門風)と思ってしまった。
「トレマーズ」怪獣映画として見ると楽しい♪ [映画:ホラー・サスペンス]
少し前、テレビで放送された映画。
予告でチープすぎる作り物の怪獣が出ていたのを見て、心惹かれてしまった。
砂漠に囲まれたアメリカの小さな小さな村。そこで、村人が次々に謎の死を遂げる。
なんと、その村の地下には謎の巨大生物が。村から脱出できなくなってしまった人々は、生き残ることができるのか?
ホラー映画、パニック映画、というより怪獣映画。
だから、怪獣の出し惜しみなし。あっという間に正体を見せちゃいます。これがもうチープ。
でもこのチープさに愛すべきB級・C級映画の香りがプンプン。怪獣がCGじゃないのもいい。
頑張って作った怪獣をバンバン出しちゃうよ~!
というような、製作者側の気持ちが伝わってくる(ほんとうにそういう意図があるかはわからないけど)。
ストーリーもチープだけど、予想以上に楽しめた作品。
「ヒルズ・ハブ・アイズ」ウェス・クレイブンの「サランドラ」のリメイクらしい [映画:ホラー・サスペンス]
「TATARIタタリ/呪いの館」TATARIの続編。TATARIに比べると普通。 [映画:ホラー・サスペンス]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: DVD
6.5点
「TATARIタタリ」の続編。
リメイク版で、昔の作品「地獄へつづく部屋 」が持つ変な雰囲気を継承していた「TATARIタタリ」に比べると、普通のホラー映画になっていた。
前作で唯一、恐怖の精神病院から生還できたサラは謎の自殺を遂げる。
姉の死の謎を探るサラの妹アリエルは、精神病院に秘蔵されているという宝を狙ったトレジャーハンターに捕らわれ、精神病院に行く事に。
そこには他にも宝を狙った者達が来ていた。
そして、恐怖が始まる・・・。
忌まわしい館で人が1人ずつ殺されていく、よくあるパターンの映画。
そこに宝捜し要素が入っただけ・・とはいえ、トレジャーハンターという敵対組織と一緒というシチュエーションは緊迫感もあり、また宝捜しという目的もあり、飽きずに最後まで見れた。気軽に楽しむにはいい映画かも。
「TATARI」に比べると、本当に本当に普通のホラー映画。
それにしても、改行が相変わらず思うようにいかない。
「ハウス オブ ザ デッド2」見たのすっかり忘れていた・・ [映画:ホラー・サスペンス]
「バイオハザード3」2を見てなかったせいか・・ [映画:ホラー・サスペンス]
バイオハザードIII デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- メディア: DVD
6.5点
ゲームが元になっている「バイオハザード」シリーズ。
最初のを見たのは覚えていたんだけど、「バイオハザード II アポカリプス」を見たのかどうか忘れてしまった。そんな状態で3を見たんだけど、世界がゾンビに覆われる状況になった理由とか全くわからないので、2を見ていなかったことが判明。
「バイオハザード」はゾンビや研究所に閉じ込められた恐怖など、ホラーティストが強かったけど、3はホラーというよりアクション映画。
一緒に入っていた他の映画の予告も、アクション性が強いモノが多かったし、ホラー映画、ゾンビ映画としてみるとガッカリするかも。
ゾンビに覆われた世界の悲愴さもあまり伝わってこないし、展開も「???」と思っちゃうところがいくつも。
これは、2を見ていないせいなのかな?いや、見てても「???」の場所があった気がする。
映像はキレイなんだけどねー。
「ヘルゾンビ」クライヴ・バーカーの名前に惹かれて見たけど・・ [映画:ホラー・サスペンス]
「ヴィレッジ」予告編と全く違うぞ [映画:ホラー・サスペンス]
「ゴースト・ハウス」普通の普通の幽霊屋敷もの・・・ [映画:ホラー・サスペンス]
「TATARI タタリ」 [映画:ホラー・サスペンス]
「こわい童謡」表の章・裏の章:童謡の裏の意味とは・・ [映画:ホラー・サスペンス]
とある女子校の合唱部で、童謡の練習をはじめた直後、1人の自殺者がでる。彼女は妊娠していた。
かごめかごめ・とおりゃんせ・はないちもんめ・・・・童謡の幻聴が聴こえるようになってしまった主人公は、童謡とこの事件に何らかの関係があると気が付く。そして、主人公の目の前で次々に惨劇が繰り広げられる事に・・・。
これが「表の章」の粗筋。
童謡ってこわい。
童謡を題材にしたホラー漫画などもあるし、裏の意味を探ると底知れない深淵を覗き込むようで不気味でもある。
かなり映像がチープで、展開も安易な部分があるが、童謡のもつ不気味さというテーマが自分好みなのでなかなか楽しめた。
女子校で起きた事件の5年後。
その女子校から夜中に童謡らしきものが聴こえるという噂を聞き、テレビ局が取材に入る。
音響分析を依頼された主人公は、5年前の事件の音声データを解析し、様々な事実を発見していく。
「裏の章」は、「表の章」で起きた事件の謎解き版となってます。
しかーし、主人公役の安めぐみがあまり上手じゃないのと、超能力者かとも思えるほどの音の分析能力(科学的に分析するといいつつ、ほとんどが彼女の直感)のすごさに、思わず興ざめしてしまう。
「表の章」だけだと、尻切れとんぼみたいな状態になっちゃうので、「表の章」を見るならこっちも見た方がいいかも。
ちょっとだけ不気味な話を気軽に見たい時にお勧め。斬新な物とか衝撃的な物を求めるなら向かない。
「テキサス・チェーンソー・ビギニング」 [映画:ホラー・サスペンス]
「ノロイ」なかなか面白いドキュメンタリー風ホラー [映画:ホラー・サスペンス]
「サイレントノイズ」丁寧な作りは好印象 [映画:ホラー・サスペンス]
「グエムル-漢江の怪物」ううううう、微妙 [映画:ホラー・サスペンス]
「口裂け女」口裂け女が持ってるハサミは痛そうだった [映画:ホラー・サスペンス]
「The Juon-呪怨」ハリウッド版呪怨・・・評価はするけど [映画:ホラー・サスペンス]
THE JUON -呪怨- ディレクターズ・カットコレクターズ・エディション
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2005/07/22
- メディア: DVD
「レディ・イン・ザ・ウォーター」ホラーだと思ってたら、ファンタジーだった・・・ [映画:ホラー・サスペンス]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/01/26
- メディア: DVD
採点不能
タイトルとパッケージから、絶対絶対ホラーだと思ってたこの作品。「仄暗い水の底から 」みたいな内容だと思ってたよ・・・。
水の中から女の霊が・・・みたいな。このパッケージ見たら、そう思っても不思議じゃないと思うんだけどなぁ(>_<)。
オープニングから、「あれれ御伽噺のストーリーやってるぞーーーー」と思ったし、話のノリもホラーにしては違和感あるなぁと感じたんだけど、御伽噺の中に魔物の話も出てきたし、ホラーに違いない!!!!!と思い込んで途中まで見てしまった。「オーメン666」「ポイントブレザントの悪夢」 [映画:ホラー・サスペンス]
「サイレントヒル」まるで他人のやってるゲームを見てるみたいだった [映画:ホラー・サスペンス]
「SAW3」初っ端からグロイ! [映画:ホラー・サスペンス]
「もうひとりいる」「富江 REVENGE」「呪いのビデオ15」 [映画:ホラー・サスペンス]
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2004/07/07
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2005/03/04
- メディア: DVD 4点
友人宅で朝からホラービデオ三昧してきた。
「もうひとりいる」は、アイドル3人が学校で撮影中、恐ろしい出来事に巻き込まれる事件。ドッペルゲンガー物。登場人物達の奇怪な死に方が印象に残った。
メインの3人の女の子は、本当にアイドルらしい。シナリオ的には、登場人物の理解不能の行動も目立つ(何故逃げて助けを呼ばないとか)C級ホラー。3人の女の子はみなそこそこ可愛いので、ファンなら見てもいいのでは?
私はどれも怖くなかった。一緒に見た友人は1つだけ怖いのがあったらしい。
「スーパーナチュラル」吹替えが下手すぎだよ~(T_T) [映画:ホラー・サスペンス]
SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス1
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2007/09/07
- メディア: DVD
「ファイナルデッドコースター」1作目の雰囲気に戻ったけど・・・ [映画:ホラー・サスペンス]
「パフューム ある人殺しの物語」ダークな御伽噺 [映画:ホラー・サスペンス]
原作「香水―ある人殺しの物語 」を読んだ知人から、「この話は絶対好きだと思う」と言われ原作を購入。原作を読んで面白かった場合、現在公開中の映画「パフューム」を見に行く可能性大。
そして「先に映画を見れば良かった~」と後悔する可能性もそこそこ。という事で、先に映画を見に行って来た。
サントラにラトル指揮ベルリンフィルを使ったり、中世ヨーロッパの雰囲気がよくでた予告編だったり、テーマが「香り」なので、映像で「香り」をどこまで表現できるかと期待させたり・・と、何となく芸術映画の匂いがしてたんだけど、見てみたら、すっごく「変」な映画だった。
悪い意味での「変」では無く、不思議なセンスが溢れた映画だった。童話などのダークな部分、そこだけクローズアップしたようなそんな映画。
超人的な嗅覚を持つ主人公は、究極の香りを作る為、次々と若い女性を殺していく。
この主人公の嗅覚、本当に超人的なのだ。暗闇の中でも嗅覚だけで歩けるし、遠くの人の動作すら匂いでわかる。匂いの表現を印象的な映像で表現しているのもなかなか。劇場で見て正解だったかも。
変な映画だけど、個人的にはかなり好み。見に行って良かった(^_^)。